まるで魔法のような体験を
藍染と聞いて何を思い浮かべますか?「真っ白な綿が藍色になる」だとしたら、それは藍染のほんの一部です。綿だけでなく、麻もナイロンさえも染めることができ、まるで絵の具を混ぜるように赤色を染めると紫色に、黄色を染めると緑色になる。それはまるで魔法のようです。二つと同じものものがない、あなただけの藍染をお楽しみください。
アップサイクルのずっと前から
廃棄物や不用品を捨てるのではなく、アップグレードして使い続けるアップサイクル。この言葉が生まれる前から、藍染(染色)は日本の伝統文化として受け継がれ、使い古されたモノに新たな価値を生み出すことを当然の行いとしてきました。植物由来の「藍」で着古した衣類を染めることは、私たちの地球や自然環境をもっと身近に、楽しみながら考えるきっかけになるでしょう。
アップサイクルのずっと前から
廃棄物や不用品を捨てるのではなく、アップグレードして使い続けるアップサイクル。この言葉が生まれる前から、藍染(染色)は日本の伝統文化として受け継がれ、使い古されたモノに新たな価値を生み出すことを当然の行いとしてきました。植物由来の「藍」で着古した衣類を染めることは、私たちの地球や自然環境をもっと身近に、楽しみながら考えるきっかけになるでしょう。
プロセスを楽しむ
藍染の講師に染め方について相談をしたり、一緒に参加する仲間や家族とお揃いにしてみたり。他の参加者と仕上がりを見せ合うのも良いでしょう。藍染をする、そのプロセスをお楽しみください。
株式会社アートモリヤ 守谷怜太氏
(ワークショップ講師) インタビュー
きれいに染めるコツは
なにかありますか?
きれいに一色に染める方が難しい。絞り染めの方がよっぽどやりやすいです。大きな器で均等に染まるようにする。もしくは薄く染めて回数を重ねる方がきれいにできますね。コツとしては、まず行う精練って作業で生地をきれいにして、均等に水分をいきわたらせると綺麗に染まります。徳島県に吉原さんという農林水産の研究員で植物とか藍染とかを研究されている方がいるんですが、その人の解釈によると、草木染とかと違って顔料として(粉として)生地に付着するっていう言う解釈なんですよ。
市販で売っている染料との
違いはありますか?
まず、市販で販売されているのはおそらくインディゴピュアって言われているものだと思います。化石燃料石油由来でそこからあのインディゴの色素だけを抽出したもの。このインディゴピュアはちょっと紫がかるというか、最初からバンって青いですね。天然藍、つまり葉っぱからの摘出だとまず緑がかった着色になって、そこから空気に触れて化学反応を起こして青くなってくるって感じです。葉っぱからは黄色から青くなってくる、ワークショップでやると子供たちや参加者さんが喜んでくれるポイントですね。ここまでですでに化学反応は起きているので、私たちの場合は水に突っ込んで余分な色素を落としつつ水中の空気に触れさせるので、どんどん水中で青くなってくるイメージです。
手も染まりますか?
守谷氏の青い手が印象的です。
染まります。素手で行えばみなさん少し青くなると思います。(ワークショップ時は手袋を着用)私の手は最近は色が抜けてきていますが、忙しいときは真っ青です。以前イベントで子供たちが藍染の液体の中に手をいてれ同じように染めているのが楽しそうでした。職人の手だ、とか言って。
藍色に染める
ということ以外の特徴は?
意外とイメージされていないことのひとつですが、白いもの以外も綺麗に染まりますよ。一度黒い物を染めたいって持ってきた方がいました。さすがに黒は染まらないんですが、機能を纏いたいからやりたいと持ってこられて。あとは抗菌とか肌に優しいとか消臭など。消臭に関してはすごくて夏場でも臭くなりにくく実感します。
そのほか、
メッセージをお願いします。
ワークショップを一度体験した人は家でできるようになってほしい。少しくらい汚れても生き返るし継続して使ってもらえる。基本的には天然由来だし他は食品添加物程度の助剤しか使わないので、排水に関してもとても環境負荷の低い技術です。楽しく体験して、藍染を好きになって帰ってほしいと思います。
株式会社アートモリヤ
日本伝統の藍と現代左官を世界で初めて融合させた、初代藍左氏。独自の技法でアート制作や建築を行う。独学が故、常識にとらわれない作風は多くのファンを持ち、著名人の個人邸宅や有名ブランドの店舗デザインにも起用される。遠い記憶へと繋がる、奥深い藍色の壁面。鑑賞者の美しい思い出を呼び覚ます、青の表現者。
【日程】2023年3月19日(日)
①第一部:11:00〜12:30(11:00受付 11:20開始)
②13:00〜14:30(13:00受付 13:20開始)
③15:00〜16:30(15:00受付 15:20開始) の3回
【参加費】大人2,500円
【定員】各回12名
【協力】株式会社アートモリヤ:守谷怜太氏
ゴールドウインのアップサイクル
ゴールドウインには製品アップサイクル事業があります。モノを自分の価値観で生まれ変わらせることができる、または価値観を受け取ることができる、カスタマーとお店/ブランドを相互に繋ぐサステナブルコンテンツです。
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〈GREEN MATERIAL/選んで使う〉〈GREEN CYCLE/繰り返し使う〉〈GREEN MIND/大切に使う〉の三つのキーワードを柱に、製品づくりから回収・再生の各段階で、多彩な取り組みを全社で展開する「GREEN IS GOOD」。楽しみながら緑の地球を守る、というプログラムです。
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“手から、手へ。つないでいこう、未来のために。”をキャッチコピーに掲げるサステナブル・レーベル「GREEN BATON」。リペアカスタムやアップサイクル、原料リサイクルを行い、「GREEN BATON」の新たな製品として販売、リセールするという新しい取り組みです。
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ザ・ノース・フェイスはブランド設立当初より、プロダクトのリペアサービスを実施しています。ご購入いただいた製品をご使用いただく中で、破損や機能が失われた場合に、独自のリペアセンターにて修理することが可能です。THE NORTH FACE CAMP 恵比寿ガーデンプレイス には常設型のリペアサービスも展開。